AIによって「一人ひとりにベストな体験を」。 三菱UFJ銀行 x Auxiaが挑む、人の限界を超えた金融DXの最前線

三菱UFJ銀行が運営する、スマートフォン向け資産形成プラットフォーム「Money Canvas(マネーキャンバス)」。「家計管理も資産形成もまるっとこれ1つ」をコンセプトに掲げる同サービスが直面していたのは、より良い顧客体験を実現するために欠かせない大量かつ高速な仮説検証を、限られたリソースの中でいかに実現するかという課題でした。この課題を本質的に解決すべく、「Auxia(オクシア)」の導入を決定。本動画では、三菱UFJ銀行 リテール・デジタル企画部のお二人に、Auxia導入の経緯や具体的な成果、そしてAIと共に描く今後の展望についてお話いただきました。
Auxia Team
April 17, 2026
5分で読めます
AIによって「一人ひとりにベストな体験を」。 三菱UFJ銀行 x Auxiaが挑む、人の限界を超えた金融DXの最前線

三菱UFJ銀行が運営する、スマートフォン向け資産形成プラットフォーム「Money Canvas(マネーキャンバス)」。本サービスでは「家計管理も資産形成もまるっとこれ1つ」をコンセプトに掲げています。

お客様により良い体験を届けるには、大量かつ高速の仮説検証が必要でしたが、従来の人手運用では、セグメント設計や検証に多大な工数がかかるという限界がありました。そこで、課題の本質的な解決に向け、人間が定義した方針・制約のもとでAIによる自律的な意思決定を実現するマーケティングプラットフォーム「Auxia(オクシア)」を導入。

本動画では、リテール・デジタル企画部のお二人に、Auxia導入の経緯や具体的な成果、そしてAIと共に描く今後の展望についてお話いただきました。

■ 本動画のポイント

  • 課題:
    • 1つの施策検証に数週間。リソースが限られる中で、改善サイクルが長期化し、スピード感を持った最適化ができなかった
  • 取り組み: 
    • アプリ内バナーやコラムコンテンツをAuxiaで最適化。「AIを使う」ではなく、人間が定義した方針・制約のもとで、仮説生成から検証・最適化までの意思決定プロセスの多くをAIに委任する自律型システムへ転換した
  • 成果: 
    • 日々150万回以上のAIによる意思決定により、アカウント登録率約+10%、コラム内CTAクリック率 約+139%のアップリフトを達成。
    • 年間350種類以上のクリエイティブ検証を低コストで実施し、人が「質の高い戦略・仮説設計」に注力できる体制を構築した。
  • 今後の展望:
    • 非金融領域含むオープンなプラットフォームへと進化させ、「人とAIの共創」による一人ひとりの体験最適化と金融サービスのDXを牽引する

■ ご担当者様プロフィール

  • 田中 誉俊氏(株式会社三菱UFJ銀行 リテール・デジタル企画部 新事業Gr 次長)
  • 髙田 遼 氏(株式会社三菱UFJ銀行 リテール・デジタル企画部 新事業Gr 調査役)

※2026年3月時点での役職です

【動画視聴はこちら】

数週間の検証を低コストかつ高速に。Aiエージェント活用により人力の限界突破と顧客体験の最大化を目指す。

■「Money Canvas」のミッションと、導入前の課題について

髙田様:Money Canvasが目指すのは、資産管理から商品提案までをワンストップで提供し、投資初心者でも安心して利用できるプラットフォームです。この「最高の体験」を実現するために欠かせないのが、データに基づいた高速な仮説検証でした。
しかし、導入前は大きな課題が立ちはだかっていました。アジャイル体制でありながらも、1つの施策検証に数週間を要し、クリエイティブのバリエーションも数種類に限定されていたのです。リソースが限られる中で、改善サイクルが長期化し、スピード感を持った最適化ができない状況にありました。


その唯一無二の手段として選ばれたのがAuxiaでした。このような課題がある中で、目的は「AIを使うこと」ではなく「AIで大量の試行錯誤を低コストかつ高速に回せる仕組みを作る」ことにあり、その方法を模索していました。

髙田 遼 氏(株式会社三菱UFJ銀行 リテール・デジタル企画部 新事業Gr 調査役)

■ Auxia導入の一番の決め手について

田中様:Auxia導入の最大の決め手は「人間が定義した方針・制約のもとで、仮説生成から検証・最適化までの意思決定プロセスの多くをAIに委任する」自律型システムへ転換したという点でした。
担当者のスキルや工数に依存していた従来の体制とは異なり、人間の統制下でシステムが継続的に改善を繰り返し、最適解を見つけ出し続ける仕組みを構築できました。
Auxiaは単なるマーケティング施策の配信ツールではなく「成果の向上」と「リソースの効率化」を高い次元で両立できるソリューションであり、人手の限界を突破した「ハイパーパーソナライゼーション」を実現できると確信し、導入を決めました。

日々150万回以上のAIによる配信最適化の意思決定で、主要指標を大幅改善。「戦略・仮説」に注力できる体制へ。

■具体的な施策成果について


髙田様:導入後、Money Canvas上では人間には到底不可能な規模とスピードで最適化が進んでいます。

  • アカウント登録率: 未導入ユーザー比で約+10%のアップリフトを達成
  • コラム内CTAクリック率(CTR): 1年間で1.3%から3.1%へと大幅改善(約+139%のアップリフト
  • 検証の加速:年間350種類以上のクリエイティブ検証を、低コストで実現できる体制を構築

現在、Money Canvas上では日々150万回以上の「誰に・いつ・何を掲出するか」を最適化する意思決定がAIによってリアルタイムに行われています。

■導入後の変化について


田中様:この変化は、施策成果という数値だけでなく「業務の質」を根本から変えました。「誰に・いつ・何を出すか」という判断をAIで自動化することで、私たちはより上流のKPI設計や仮説プランニングに集中できるようになりました。
人がやるべき仕事の「質」そのものが進化したと感じています。

お客様の属性や行動データをインプットし、一人ひとりに最適なコンテンツを最適なタイミングで提示する。そのプロセスにおいて、Auxiaは非常に強力な武器になっています。

田中 誉俊氏(株式会社三菱UFJ銀行 リテール・デジタル企画部 新事業Gr 次長)

「人とAIの共創」が描く、金融DXの新たな可能性

■今後の展望についてお聞かせください。

田中様:今後は、MUFGグループ内での最適化にとどまらず、非金融の協業先も含めた「オープンなプラットフォーム」として体験価値を広げていきたいと考えています。Money Canvasをより開かれたエコシステムとして発展させていく──。金融DXの新たな可能性を、今まさに模索している最中です。

髙田様:そこで鍵となるのが「人とAIの共創」です。AIを良きパートナーとして育て、同時に人間側もAIを使いこなす力を高めていく。このサイクルを回すことで、AIエージェントを、各企業にとって最高のマーケティングパートナーへと進化させていきたいと考えています。
かつては理想論だった「大量の仮説検証」と「一人ひとりへの最適化」が、いま現実のものとなりつつあります。今後も挑戦を続け、金融サービスにおける顧客体験の未来を力強く牽引していきたいと思っています。


【編集後記】

三菱UFJ銀行様にて、AIを単なる「効率化ツール」ではなく、ビジネスの「意思決定パートナー」へと進化させる取り組みに、Auxiaとして伴走できていることを非常に光栄に感じております。

「膨大なバリエーションの検証を回したいが、工数が足りない」
「一人ひとりに最適なタイミングで届けたいが、ルール設定が複雑すぎる」

そんな人力運用の限界を感じているすべてのマーケターにとって、Money Canvasの挑戦は大きなヒントになるはずです。かつては理想論だった「大量の仮説検証」と「一人ひとりへの最適化」は、いま現実のものとなりつつあります。

Auxiaで、1 to 1マーケティングの限界を塗り替えませんか。

▼ぜひデモをご予約ください。
https://www.auxia.io/ja/demo